少女ファイト4巻
2008 / 07 / 19 ( Sat )
4月発売と同時に買ったのに、もったいなくて今まで読めずにいた。 すっかりハマってしまった漫画の待望の新刊。 賭けバレーが終わり、部員に課せられたのは「インターハイ辞退」と「1ヵ月の停学」。新たなコーチ・由良木政子が登場し、地獄の合宿が始まる。 久々に、練や学を見て、無性にうれしくなった。 賭けバレーをしたことで、徹底的に悪者扱いされる黒曜谷高校。練習試合相手の言動に、苦笑することしきり。世間って、そうだもんね。 練の悩む姿がいとおしくて仕方ない。恋の行方もますます気になる。 登場人物の誰もが、人間臭くていいんだよね。 ああ、この面白さを伝える術を私は知らない。とにかく読んでみてと言うしかない。 |
文学賞メッタ斬り! 2008年版 たいへんよくできました編
2008 / 07 / 18 ( Fri )
さすがに、立て続けに読むと、食傷気味である。 冒頭のトークショーは、長嶋有氏と石田衣良氏がゲスト。 長嶋氏って、男だったんですねー。恥ずかしながら知りませんでした。 どちらもトークショーのゲストとしては、盛り上げてくれる感じで、石田氏なんて、日頃のイメージよりずっとよかった。渡辺淳一センセーとのエピソードなんかも披露しちゃって笑わせてくれるし。 トークショー以外は、少しテンション下がり気味で、読む側も、メッタ斬りに慣れてきてしまったのかもしれない。一番印象に残ったのが、桜庭一樹さんの授賞式の話だったり、銀座の文壇バーの話だったり。 巻末の各賞採点リストを見て気づいたんだけど、500万とか1000万とかもらえる賞があるのねー。 思わず、そこにばかり目がいってしまった。 |
文学賞メッタ斬り! 2007年版 受賞作はありません編
2008 / 07 / 15 ( Tue )
前作で、初めて知った作家が中原昌也氏。島田雅彦や石田衣良と仲が悪いとかなんとか(^^;)。 作品も知らないのに、一挙に中原氏への興味がわく。 その彼を迎えたトークショーが冒頭にあり、大いに笑わせてもらった。 続いて、公募新人賞の傾向と対策というのが、これまた興味深い。 審査の内情もよくわかるし、無茶苦茶な作品が受賞していたりして、ここを読むと、思わず、自分も何か書けば受賞できちゃうんじゃないかって誤解する人が出てきそう。 あとは、ツモ爺ネタとか各賞の小ネタが満載。選評斬りは、特に好き。 |
文学賞メッタ斬り!リターンズ
2008 / 07 / 13 ( Sun )
芥川賞・直木賞予想については、ウェブで読んでいたけど、ほかの賞はノーチェックだったので、楽しく読んだ。 島田雅彦を迎えたトークも、一行ごとに突っ込みどころ満載で、笑えた。島田雅彦の文学賞に対する考え方も非常に参考になった。 日頃、意味のわからない選評を読んで、自分に読解力がないのだと思っていたが、そうでもないらしく、メッタ斬りコンビにとっても、意味不明なんだと思ってほっとしたり。 選評自体に芸風があったり、無茶苦茶だったりするのね。 選考委員の確執や嫉妬って、やはりあるんだなあ。文壇って、現代で一番閉鎖的なのかも。 そこに風穴を少しでも開けられるなら、この本の価値はあると思う。 あとは、全くアンテナをはってない作品に出会えるのも、この本のメリット。 ほめてあろうが、けなされてようが、読んでみたくなる作品が、ちらほら出てくる。初耳の作家をwikipediaで調べたりして、読書の幅が広がる。 |
走れ!T校バスケット部
2008 / 07 / 09 ( Wed )
都立高校のバスケット部を舞台にしたマンガのような、ドラマのノベライズのような、ジュブナイルのようなお話。 すぐに読めちゃいます。 「スラムダンク」や「DEAR BOYS」を思い出しながら、読んだせいか、印象が薄い。 主人公・陽一がイジメを受けた件で、立ち向かっていく父親の姿が頼もしく、爽快であった。 |
熱風
2008 / 07 / 02 ( Wed )
第48回講談社児童文学新人賞佳作。 熱くて、さわやかなテニスもの。 児童文学は、守備範囲じゃないけれど、いい作品が出てるなあと思った。 寝る前に読み始めたら、興奮して眠れず、最後まで読んでしまった。 テニスに熱中する中学生の話なのだが、冒頭のシーンは、「テニスの王子様」を思い出させる。 ただ、中身は全く違う。 主人公・孝司は、聴覚障害を持っているのだ。 そして、屈折した日々の中で出会った少年・中山もまた、頭髪が抜けるという病気を持っていた。 反発しあいながら、筆談を交わし、近づいていく二人。 二人に無理矢理、ダブルスを組ませるテニスクラブのコーチやクラブのおじさんのキャラクターもいい。 孝司が通うろう学校の様子も描かれていて、考えさせられる。 とにかく、テニスシーンが臨場感があって、たまらない。 二人がどのように動いて、どこにボールがあって、相手がどう出てくるか・・・手に取るようにわかるのだ。 ストーリーにひねりはないけど、著者のストレートな思いに胸が熱くなる。 |
八日目の蝉
2008 / 06 / 22 ( Sun )
本屋大賞にノミネートされていたので、読んでみる。 各所のレビューを読んで、もっと面白い話だと思っていたので、少々、肩透かし。 帯にあるようなサスペンスじゃないし。 確かに、一気に読める。だが、読後、気持ち悪くなってしまった。 合わなかったのかもしれない。 感動したとか心を揺さぶられたとか書いている人がほとんどなのに…。 第一章は、主人公が、過去に堕胎させられた不倫相手の家から赤ちゃんを誘拐して逃げまくる話。 第二章は、誘拐された子どもが成長してからの話。 リアルさも、私には感じられなくて、どこか、絵空事みたいなのだ。 赤ちゃんを連れて逃げ込む場所にしても、つかまらないような設定にするためにとってつけたような気がするし、第二章に書かれた事件の全容にいたっては、週刊誌の女の事件簿にしか思えなくて。 子どもの両親の描写も、誘拐犯を正当化するために、ひどく描いたような気がしてくる。 ただ、誘拐した子どもに主人公が注ぐ愛情は、本物に思えた。 |
猫×俺愛の日記
2008 / 06 / 14 ( Sat )
本屋さんで見つけて思わず買ってしまった。帯の「報われなくていいんです。」に惹かれて。 猫マンガは、猫好きにとって、どれでも面白いわけではないので、中身を見ないで購入するのは、危険なのだが、これは、予想以上に楽しめた。 隔月刊誌『猫生活』で連載中らしい。 ひたむきに猫を愛する漫画家の日常を描いたものだが、猫好きには、身に覚えのあることが多く、笑えるし、泣けるし、癒される。 飼い猫2匹以外に、ノラ猫との交流もあって、猫三昧な著者がうらやましい反面、その親バカぶりがちょっと心配。 続きが出たら、また買いたいな。 |
グーグーだって猫である 4
2008 / 06 / 13 ( Fri )
5月末に、本屋さんで見つけたとき、幻かと思いました。シュリンクしてあったので、店員さんに奥付を確認してもらい、購入。だって、こんなに早く4巻が読めるなんて思ってなかったから。 帯には、「手塚治虫文化賞短編賞受賞」と「映画化 今秋公開」とあります。 小泉今日子が子猫にキスする写真も入っています。 映画にはあまり惹かれないのですが、猫を目当てにいくかもしれません。 4巻の内容は、1巻に戻ったような猫マンガらしさがあります。 ほのぼのする話もあれば、ちょっぴり怖い話も。 健康首輪やペット探偵、猫かくしの話など、興味深く読みました。 また、悲しいお別れの話もあって、ウルウルしました。 もしかして、次の巻で、猫かくしの真相がわかるのかもしれないと思いますが、知るのが恐ろしい気もします。 |
果断―隠蔽捜査2
2008 / 05 / 30 ( Fri )
第21回山本周五郎賞受賞、第61回日本推理作家協会賞受賞。W受賞の話題作。 その割りに、話題になってないような気もするが。 前作 『隠蔽捜査』よりも、格段に面白かった。 前作で左遷されたキャリアの竜崎が赴任した大森署管内で起きた立てこもり事件。 現場で対立する捜査一課特殊班(SIT) とSAT。 SAT突入により、犯人射殺で事件は終わったかに見えたが…。 いけすかないヤツだった竜崎が、何だかとってもいい人、人間臭い人に見えてきた。家庭での言動はイラつくが、署内で腐ったしきたりをばっさり切る様子は、痛快この上ない。 事件の部分よりも、それに対峙する竜崎の思考、警察内部の人間ドラマ、妻の入院にたじろぐ竜崎の心の葛藤などに強くひきつけられる。 まだまだシリーズは続くのだろうか。脇役の造形がワンパターンにならないことを望む。 |











