NO.6(ナンバーシックス)#2
2005 / 05 / 28 ( Sat )
一巻を読んでない方のために、詳しいあらすじは、書かないでおきます。二巻では、新たな登場人物が出てきます。そして、「NO.6」の謎は、深まるばかり。 また、紫苑を想う幼馴染・沙布と紫苑の母という二人の女性が、どちらも素敵なので、「バッテリー」にはなかった女性の魅力もこちらでは味わえます(^^;)。 SFにミステリ的な要素も加わり、ますます先の展開が楽しみに。紫苑とネズミの関係もこれから、どうなっていくのか? 紫苑は確かに、甘ちゃんだけど、何となく自分に似ているところがあって、突き放せません。また、ネズミのクールさにも憧れます。ただ、二人の交わす会話が、だんだん恥ずかしくなってくるのは私だけでしょうか。 |
NO.6(ナンバーシックス)#1
2005 / 05 / 28 ( Sat )
近未来の理想都市「NO.6」に住む紫苑は、12歳の誕生日に、逃走犯のネズミを匿い、傷の手当をする。その日から、紫苑の運命が変わった。 これは、私の苦手とするSF的な設定なのだが、あさのあつこの手にかかると、読みやすくて、面白くて、ついつい先を急いでしまう。登場人物の大人びた台詞が照れくさいほどかっこよく、古典の引用なども、うまく生かされている。紫苑とネズミ・・・二人の対照的な主人公が魅力的だ。紫苑の天然ぶり、おくてぶりが好きだ。 |
愚者のエンドロール
2005 / 05 / 27 ( Fri )
『氷菓』が気に入ったので、同じく古典部が活躍するこちらを読んでみた。 古典部メンバーが先輩から見せられた自主映画。ラストシーンは、密室殺人。だが、映像は途切れていて、解決編がない。犯人は?トリックは?奉太郎の推理は? 『氷菓』ほどのインパクトはないが、納得のいく解決と、高校生たちの瑞々しい描写がいい。含蓄のあるセリフもあって、思わず苦笑。あとがきに、某古典作品へのオマージュと書いてある。なるほど、そう言われれば、そうだ(笑)。 |
金魚屋古書店1巻&金魚屋古書店出納帳上下巻
2005 / 05 / 20 ( Fri ) Kさんにお借りして読む。読んだ誰もが、ああ、こんな古書店が、ほんとうにあったらいいのにと思うに違いない。それは、マニアックさゆえではなく、マンガに対する愛情があふれているからだ。
1巻の第一話の「思い出の成分」を読んだときは、ちょっと出来すぎだなと冷めた気持ちもあったが、第六話の「藤臣君」で完全にやられた。ひかわきょうこの「春を待つころ」の表紙を見た途端、じわーっときちゃった。巻末のお役立ちコラムも面白い。 出納帳の「009の時代」や「おかえりなさい」「漫画の神様」も、好きな話である。店長の「たかが紙の上だからこそ・・・」の言葉に心を打たれる。 また、マンガに詳しくない私は、マンガの説明も新鮮で興味深く、読みたいマンガリストに加えた本もある。 斯波さんと菜月の今後の展開も気になる。斯波さんみたいな人、いたらいいね。 |
銀魂5〜6巻
2005 / 05 / 19 ( Thu )
Aさんにお借りしたのですが、返すのが名残惜しくて、何度も読み返してしまいました。いまだに、どうしてこのマンガにハマったのか、わからないです。 5巻では、新ちゃんとタカチンの友情話もよかったけど、オカマのお父ちゃんとヅラ子とパー子の活躍が、感動モノだったわー。お下劣でしょうもない笑いなのに、いつも最後はホロリとさせられてしまう。 続いて、6巻は、桂とエリザベスが表紙を飾っている!この表紙がカレンダーになったら、絶対に買うと思う。 で、中身だが、道信さんの話には、マジで泣けた。銀さんの「魂が折れちまうんだよ」のセリフが心にしみる。 また、最高のネタは、交通事故で入院したエリザベスと桂の話。確かに、エリザベスは、まっすぐな目をしてる(爆)。あの看護婦さん、ちょっとうらやましいかもー。 |
のだめカンタービレ12巻
2005 / 05 / 19 ( Thu )
近所の小さな書店では売り切れるほどの人気。一日遅れでゲットして、なめるように読む。 そろそろ中だるみの時期かと思ったら、大間違い。相変わらず、大笑いさせてくれたよ。 まだ読んでいない方のために、ネタバレ警報。続きはクリックしてね。 |
終戦のローレライ1〜4
2005 / 05 / 10 ( Tue )
『亡国のイージス』がすばらしかったので、フィギュア付きBOXセットを買い、期待に胸を膨らませて読む。 1945年の夏、崩壊したナチスドイツからもたらされた潜水艦・伊507と、秘密兵器ローレライをめぐる人間たちの物語。戦争ものであり、専門用語が多い中、飽きずに読むことができたのは、ひとえに著者の力量であろう。著者が描いているのは、戦争そのものではなくて、それをめぐる人間たちの生き方なのである。ドイツ、アメリカ、日本、それぞれの民族としての思いなのである。 ローレライの神秘的なシステムは、非現実的ではあるが、それを感じさせないほどの面白さがある。また、登場人物一人一人の背景と心情を丁寧に描いているため、登場人物に親近感を覚え、感情移入しやすい。「お前だったら、どうする?」という命題をつきつけられているような気分になる。 「ローレライ」と「椰子の実」の歌も効果的に使われ、壮大な物語に叙情的なスパイスを加えている。 特に、後半は、涙なしでは読めない。ただ、終章の扱いは少々疑問が残る。著者が最後まで描き切りたかった気持ちはわかるが、蛇足とも思える。ここは、読者が心の中でそっと想像したほうがよかったのではないか。 |
生徒諸君!
2005 / 05 / 01 ( Sun )
これも、「ガラスの仮面」と同様、NHKBSで特集していたので、懐かしく思い出した。出演者のコメントが面白かった。「当時、クラスの女の子の何人もが、『ナッキーは、私や』と言っていたんですよ」だって。 美人でお金持ちで成績優秀、スポーツ万能、リーダーシップもあり性格もよい。そんな女の子が主人公・北城尚子、通称ナッキーである。まずは、この設定がすごいと思った。あのころは、主人公といえば、かわいい場合もあるけれど、決して美人ではなくて、チビでチンケでドジで、成績は低空飛行、でも、性格がよくて、最後は王子様を射止めるパターンが多かった。そんな中で、万能少女のナッキーの登場で、誰もがナッキーみたいになりたいと思ったのは確か。私はさすがに、自分がナッキーとは言えなかったけど、強い憧れは抱いていた。 東京の中学校に転校してきたナッキーは、絵を描く素敵な飛島先輩と出会い、淡い恋心を抱く。また、ケンカしたり、反発しながら、いつの間にかナッキーの仲間となったチビ、初音ちゃん、舞ちゃん、委員長と「悪たれ団」を結成する。幸せいっぱいのナッキーに、飛島だけが寂しさの影を見つける。それは・・・。 あのころは、本当にナッキーみたいになりたいと思っていた。いや、むしろ悪たれ団に入りたいという思いのほうが強かったと思う。あんなふうに、男の子と友達になりたかった。ナッキーを少しだけ、疑似体験してみたのは、生徒会の選挙のとき。立候補したクラスメートの応援演説の冒頭で、「生徒諸君!」って言ってみた(爆)。ただ、それだけ(^^;)。 体育祭や修学旅行など、現実の学生生活と同じような楽しい話もあったけど、今思うと、いろいろとシビアな話もあった。ナッキーの小さいころの話で、まず泣いて、それからは、ところどころ泣きのツボがあった。 レイプや死、記憶喪失などの重いエピソードを含みながらも、読者は、ナッキーたちと一緒に、青春を駆け抜けた気がする。途中で登場する関西弁の沖田君。彼を見て初めて、関西弁っていいかもと思ったぐらい彼のファンだった。だから、私は、あの出来事は、いまだに悲しくて受け入れられないようだ。たぶん、私は、このマンガを最後まで読んでないと思う。あの出来事のあとでとまっているはず。 現在、教師編が連載中と聞いたが、今のところ、読む気はない。「生徒諸君!」の思い出は、私の中学&高校時代の大切な宝物だから。そっとしまっておきたいものだから。 余談だが、このマンガは、ドラマ化と映画化されている。ドラマは、上田美恵、映画は小泉今日子がナッキーを演じた。ドラマは、沖田君を松村雄基、飛島先輩を北詰友樹は覚えているが、映画の配役がわからないので、調べてみたら、飛島を羽賀研二が・・・(泣)。 |
死を呼ぶペルシュロン
2005 / 05 / 01 ( Sun )
精神科医マシューズのもとへ、真っ赤なハイビスカスを髪に挿した青年が現れる。小人に雇われているという青年の話を聞き、マシューズは、青年とともに、小人に会いに行く。そこで、青年は小人からペルシュロン(馬)を人気女優に届ける仕事を請け負うが、翌朝、女優の刺殺体が発見されて・・・。 この時代(1946年)に、こんな傑作が出ていたとは! 読み出したら、とまらない心理サスペンス。マシューズが巻き込まれた事件はまさに悪夢。読者は手に汗を握りながら、その悪夢を疑似体験することになる。 小人、馬、女優、鏡に映る顔・・・これらの小道具は、「ツイン・ピークス」を彷彿とさせ、私の頭の中では、鮮やかな色で、映像化されていた。最後の最後まで、息のつけない展開で、ラストシーンは、めまいを感じた。 |
|
| ホーム |
|









