ハチミツとクローバー8巻
2005 / 08 / 31 ( Wed )
4088652975ハチミツとクローバー 8 (8)
羽海野 チカ
集英社 2005-08-19

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限定版という言葉に弱いので、ハチクロカルタつきバージョンを買ってしまった。とほほ。
今回は、興味津々、ぐるぐるな展開だった。
相変わらず、山田の思いが切ないよねぇ。でも、理花さんも、素敵な人だし〜、真山も大好きだし。この3ショットは、心臓がドキドキしちゃって、苦しくて仕方ない。
それから、野宮が、あんなこと、するなんて。いやー、びっくり。っていうか、意外とベタな展開なのに、喜んじゃうのは、これが、少女マンガのツボだからなのかも。
そして、真山、かっこいい!ちょっとせこいところもあったけど(^^;)、いい男だ。
でも、最後は、山田を抱きしめてあげたくなっちゃった。山田の気持ち、すごくよく、わかるもん(涙)。
そうそう、しゃっくりの止め方って、いろいろあるんだね。私は、「人に驚かせてもらう」とか「食べ物を飲み込む」とか,、普通のやり方しか知らないけど。
22 : 33 : 33 | コミック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
魔性の馬
2005 / 08 / 29 ( Mon )
4093564612魔性の馬
ジョセフィン テイ Josephine Tey 堀田 碧
小学館 2003-03

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牧場を経営するアシュビィ家では、双子の兄のパトリックが8年前に行方不明になり、弟のサイモンがまもなく家督相続者になることになっていた。パトリックにそっくりな孤児ブラットを見つけたロディングは、パトリックになりすますことをブラットに提案する。

死んだと思っていたパトリックが突然帰ってきて、とまどう家族、それぞれの反応。なりすましているブラットの心の動きが丁寧に描かれている。いつ、正体がばれるのか?どうして、この人物は、こんな態度をとるのか?サスペンスとして楽しんだ後に待っている結末は・・・。

テイの作品の中で一番好きかもしれない。ミステリやサスペンスとしてだけでなく、孤児ブラットの物語として感慨深く読んだ。ラストもすごくいい。おすすめ。

19 : 44 : 20 | 海外ミステリ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
空中ブランコ
2005 / 08 / 24 ( Wed )
4163228705空中ブランコ
奥田 英朗
文藝春秋 2004-04-24

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第131回直木賞受賞作。ハチャメチャな精神科医伊良部が主人公の短編集。「イン・ザ・プール」から読むべきだったが、こちらを先に読んでしまった。

ありていに言えば、癒し系。それも、かなり変化球の。

伊良部のもとを次々と訪れる患者たち。空中ブランコから落下してしまうサーカス団員、先端恐怖症のヤクザ、義父のカツラをはぎとりたい衝動にかられるお婿さんなど。
どれもこれも深刻な悩みなのに、伊良部先生の治療のいいかげんさったら・・・。

深刻さを、ユーモアでデリケートに包んで、最後は、読者をほっとさせる秀作揃い。現代人は誰もがストレスを抱えている。伊良部先生を必要としているのかも。現実はこんなに甘くないと思うが、それでも、物語の中だけは、救いがあってもいいじゃないか。

阿部寛主演で、ドラマ化もされた。伊良部先生の外見が原作とは違うけど、ドラマも面白かった。
23 : 07 : 53 | 国内その他 | トラックバック(1) | コメント(2) | page top↑
チーズスイートホーム2巻
2005 / 08 / 24 ( Wed )
4063720500チーズスイートホーム 2 (2)
こなみ かなた
講談社 2005-08-23

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この表紙を見ただけで、かわいくてヘロヘロになってしまう。
チーが、食べ物の味を覚えたり、お風呂に入ったり、外猫に出会ったり、さまざまなエピソードが、カラー漫画で楽しめる。
ああ、うちの猫も、こんな気持ちで、私のそばに寄ってきたのかな?なんて思うと、たまらなくいとおしくなる。
猫、もう一匹、飼いたくなってきた(^^;)。
22 : 31 : 54 | コミック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ラインの虜囚
2005 / 08 / 20 ( Sat )
4062705753ラインの虜囚
田中 芳樹
講談社 2005-07-07

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カナダから来た少女コリンヌは、力強く、心優しき仲間とともに、幽閉された仮面の男の正体を確かめるために、旅に出た。

19世紀、舞台は外国で、謎解きと冒険とくれば、わくわくせずにはいられない。美しいイラストが、想像力をかきたてる。ミステリーランドの中でも、この手の話は初めてなので、とても新鮮だ。小さいころに読んだ冒険ファンタジーを思い出す。

面白かった!歴史上の人物が出てきたりして、世界史をおさらいしたくなる。ただ、難を言えば、主人公の女の子の魅力が余り伝わってこなかったことかな。
21 : 49 : 54 | 国内ミステリ | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
平井骸惚此中ニ有リ 其四
2005 / 08 / 18 ( Thu )
4829163097平井骸惚此中ニ有リ 其四
田代 裕彦
富士見書房 2005-06-10

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この時代設定ということで、関東大震災が描かれ、そのさなかにおきた事件。
骸惚先生が、奥様と帰郷中に、残された河上くん、涼、撥子が、避難先で殺人事件に巻き込まれる。
今回は、涼と撥子はあまり活躍せず、河上くんとほかの登場人物が中心となっている。それは、新鮮といえば新鮮だし、河上くんの心の揺れなんかも、よく伝わってきたが・・・。

キャラを好きな人にはいいかもしれないが、ミステリを読みたい人には、物足りないかも。

既に、其伍も出ているので、最後まで読み続けようとは思う。
23 : 12 : 31 | 国内ミステリ | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
むかしのはなし
2005 / 08 / 12 ( Fri )
4344007417むかしのはなし
三浦 しをん
幻冬舎 2005-02-25

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昔話をベースに7つのお話。独立したお話のようでいて、どこかでリンクしている。

第一話の「ラブレス」は、ホストが主役の話で、ちょっとユーモラスでミステリアスだったが、だんだん、シリアスな話が続く。

読み終わってみると、生と死を強く意識させる話だったなと思った。ノアの箱舟を思い出したり。短編だけど、密度が濃いので、それぞれが、長編にもなり得る話である。特に、最後の「懐かしき川べりの町の物語せよ」は、モモちゃんというキャラクターが、特異で人をひきつけるので、もっと読んでみたい。
13 : 11 : 32 | 国内その他 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
逃亡くそたわけ
2005 / 08 / 09 ( Tue )
4120036146逃亡くそたわけ
絲山秋子
中央公論新社 2005-02-26

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こちらも、第133回直木賞候補作。精神病院を脱走した二人が、九州の田舎を突っ走る。

主人公は、ごっつい博多弁で、巻き込まれて連れ出されたのは、東京に憧れる名古屋出身男性。

九州弁と名古屋弁がおかしくて、仕方ない。方言がなかったら、この小説はつまらなかっただろう。
名物「いきなり団子」は知っていたが、「なごやん」は知らなかった。

決して楽観できる状況じゃないのに、なぜか、からっと晴れた青空のような爽快感を感じてしまった。誰もが、自分の帰る場所を探して、逃げ続けているのかもしれない。
13 : 10 : 03 | 国内その他 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ベルカ、吠えないのか?
2005 / 08 / 07 ( Sun )
4163239103ベルカ、吠えないのか?
古川 日出男
文藝春秋 2005-04-22

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第133回直木賞候補作。古川日出男は、『アラビアの夜の種族』だけ読んでいるが、この作品は、それとは、趣を異にする作品だ。

簡単に言うと、人間の戦争の歴史を、犬の視点で描いた物語。文体が過去形でなく、現在形なので、臨場感と緊迫感が伝わってくる。犬は魅力的だし、個々のエピソードは面白いが、私には難解で、最後まで乗れなかった。
22 : 11 : 44 | 国内その他 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
てるてるあした
2005 / 08 / 04 ( Thu )
4344007840てるてるあした
加納 朋子
幻冬舎 2005-05

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親の夜逃げのために高校進学を諦め、両親とも離れ、佐々良で暮らすことになった照代が主人公。佐々良といえば、前作『ささらさや』と関係があるわけで、前作で出てきた登場人物が次々と出てくる。『ささらさや』が、余り好きではなかったので、こちらもダメかもと思いつつ、読み始める。

ミステリ風にはなっているけど、それは味付けの一つでしかない。読んでいる間じゅう、お説教をされているような気分。そうだ、そうなんだ、わかっているけど・・・言い訳したくなる。でも、そのお説教が、決して嫌じゃない。きれいごとばかり並べてと反発しても、やっぱり、最後は、作者の魔法にかかってしまうのだ。もっと素直な気持ちで読んでいたら、泣けたのかもしれない。

ただ、登場人物の中で、エリカや久代、エラ子そしてかわいげのない照代でさえも、好きになれるんだけど、どうしても、サヤだけが苦手なんだよなあ。私って、ひねくれてる(^^;)?
20 : 43 : 48 | 国内ミステリ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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