下北サンデーズ
2006 / 09 / 26 ( Tue )
テレビドラマを先に見た。小劇場系のお芝居が大好きな私にとって、下北沢というロケ地も、脚本も、特別ゲストも、すべてが面白くて、楽しみに見ていた。ところが、マニア受けはしても一般受けはしなかったようで、打ち切りが決まり、一話減って最終回となってしまった。途中では泣いてしまうほど感動した回があったのに、最終回がつまらなかったので、原作を読んでみることにした。 ところが、原作は…全然、別物だった。登場人物が生き生きとしておらず、ストーリーも、陳腐で感動するようなシーンもなかった。 となると、ドラマは、演出の堤幸彦が相当頑張っていたということなのか?もともと、このドラマは、最近面白いドラマがないという話になって、石田衣良が原作、堤幸彦が演出、フミヤが音楽ということで盛り上がったことが始まりらしいのだが。 小劇場の話だったら、もっと面白く書けそうなものなのに、残念である。この題材で、クドカンに書いてほしかったなあ〜。 原作よりも、ドラマのほうが面白い(私としては)珍しいパターンとなった。
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ミーハーサッカー2006
2006 / 09 / 23 ( Sat )
今は、もう秋〜、誰もいない海〜。 …じゃなかった。 えーっと、6月のW杯は、苦々しい思い出ばかりではありますが、ミーハーサッカーファンとしては、このマンガを読まないことには総括できません。 漫画家3人(真野匡さん、カトリーヌあやこさん、なかはら・ももたさん)の素敵なイラストに萌えつつ、愛あるコメント&座談会に共感しつつ、忘れ去りたくても忘れられないドイツW杯を振り返るのも一興です。 読みながら、思い出して、凹むこともあるのですが、でも、やっぱり、応援は楽しいから。応援しなきゃ、始まりませんからね。 ジーコ批判には、強烈にうなずきつつ、ヒデ引退には、しんみり。 2010年南アフリカ大会に向けて、気持ちを新たにする私なのでした。 座談会には、ゲストとして、二ノ宮知子さんが参加しています。のだめとサッカーの話もちらっと出て、面白かったです。 |
ハチミツとクローバー10巻
2006 / 09 / 22 ( Fri )
懐かしくて、切なくて、哀しくて、可笑しくて、とても素敵なマンガの最終巻。 長く続いてつまらなくなるよりは、すっきり終わってほしいと思っていたが、こんな終わり方なんて。 涙も出ない。むしろ冷めてしまった。 何が気に入らなかったのか?はぐみの選択が気に入らなかったのか? さわやかなラストのはずなのに、気持ちがどよ〜んと沈んでしまって、後味が悪かった。 現実に引き戻されたような、夢を打ち砕かれたような、青春の終わりを告げられたような。 丸一日、どよ〜んとしていたが、それだけ、このマンガを好きだったんだなあと思う。 そして、わかったことは、真山、森田は、もちろんのこと、登場人物みんなを好きなのに、ただ、はぐみだけを最初から最後まで苦手としていたから、だから、どよ〜んなんだな(^^;)。はぐみファン、ごめんね。 とは言え、6年間、胸をキュンキュンさせてくれて、ありがとう。>羽海野センセ |
エマ 7巻
2006 / 09 / 18 ( Mon )
ハキム様を久しぶりに見てめちゃくちゃうれしくなった。 でも、30ページ目ぐらいから、目がウルウルしてきちゃって。 エマの思いが痛いほど伝わってきて、苦しかった。 モニカガールズも何ともいい味を出しているし、ドロテア様も、素敵なんだけど…。 ドラマの最終回のような物足りなさを感じてしまったのは、なぜだろう? もっともっとエマの世界を享受し続けたかったせいかもしれない。正直、あと3巻ぐらい続いてほしかったな〜。 ウィリアムの株は上がり続けたけど、でも、やっぱり、ハキム様が一番(笑)。 ラストも、あれしかないのかなあと思うけど、あっけなく終わってしまった感じ。これからのエマとウィリアムのことを思うと、心配だよぉ〜(;_;)。そして、エレノアのことも。 今後は外伝が描かれるらしいので、それに期待しよう。 階級社会に生まれなくて、ほんとよかったわ〜。 |
エマ 6巻
2006 / 09 / 18 ( Mon )
ウィリアムをますます見直すようになり、エマのこれまで見せたことのない姿がいとおしくなり、憎らしかったエレノアに対する見方が変わった。 しかしながら、この表紙の暗さが中身を物語っている。胸がしめつけられるようなことが起きるのだ。 エマは、幸せになれるの?やはり、階級を超えた恋は成就しないのか?最終巻の発売が待ち遠しい。 |
エマ 5巻
2006 / 09 / 18 ( Mon )
4巻のラストから、先が気になって気になって。 5巻は、ウィリアムの両親の話が出てくる。ウィリアムのお父さんって、嫌なヤツだなあと思っていたんだけど、こんな過去があったなんて(;_;)。 悲しく美しい恋愛が、森さんの筆力によって、余すところなく描かれていた。 ウィリアムも、全然魅力を感じてなかったんだけど、少しだけ見直した。 |
風に舞いあがるビニールシート
2006 / 09 / 16 ( Sat )
第135回直木賞受賞作品。6編の短編からなる。 どれをとっても、うまい。直木賞っぽいなあと思ったが、何となく物足りなかった。何となくつまらなかった。 面白さだけで言えば、同時受賞の『まほろ駅前多田便利軒』(三浦しをん)のほうが楽しめた。エンターテイメントという点では、三浦しをんの本にお金を払うだろう。 だが、直木賞という点では、こちらのほうが妥当かもしれない。 私は、森絵都の『DIVE!』が大好きなので、大人向けの『DIVE!』を書いてほしいので、こんなふうに思ってしまうのだろう。 個々の短編に関しては以下の通り。 『器を探して』 登場人物3人とも、私の苦手なタイプで、感情移入どころではなかった。 『犬の散歩』 たぶん、いい話なんだと思う。だけど、乗り切れず、だから何?と思ってしまった。 『守護神』 これは面白かった。ちょっとミステリ風。 『鐘の音』 これも意外な展開で、楽しめた。 『ジェネレーションX』 陳腐なストーリーだし、オヤジ臭い話だが、こういうの、好きである。 『風に舞いあがるビニールシート』 さわやかな話だと勝手に思っていたら、厳しく切ない話であった。ビニールシートの意味が重い。ヒロインのこれからをもっと見てみたいので、長編にしてもよかったと思う。 少々辛口になってしまったけど、好みじゃなかっただけ。 |
夏期限定トロピカルパフェ事件
2006 / 09 / 13 ( Wed )
前作『春期限定いちごタルト事件』のときは、ちょっと辛口の感想だったけど、今回は、前回の10倍ぐらい、いいなあと思った。 TRICK+TRAPでのサイン会に行って、そのあとすぐに読み終えたのに、感想が書けなかったのは、衝撃的な展開に言葉を失ったから。 前作のノリで読むと、がつんと頭を殴られたような気がするはず。 小左内スイーツセレクションなどという甘い誘惑にうっとりする余裕もなく、続編が気になって仕方ない。おそるべし、米澤穂信。 |
ハチミツとクローバー9巻
2006 / 09 / 04 ( Mon )
8巻で、思い切り盛り上がったというか、真山の話で興奮していたので、これ以上の盛り上がりは期待してなかったし、もしかして、山田と野宮の話になるのかなと思っていたんだけど、とんでもない展開になっていた。 久々に心を揺さぶられたよ。初めてこれを読んだときみたいに。 森田の過去が明らかになって、今まで以上に森田をいとおしく感じた矢先に、とんでもない事件が! うーん、これは、かなりショック。今まで、あまり、はぐみのこと、好きじゃなかったんだけど…。 一体、作者は、それぞれの気持ちにどんな決着を与えるんだろう? |
チョコレートビースト
2006 / 09 / 03 ( Sun )
『インディゴの夜』の続編。ホストクラブを舞台にした連作短編集。人気ホストが次々と襲われる事件、ホストコンテントを巡る陰謀など4編を収録。 前作よりも、キャラクターなどがわかっている分、安心して読めた。次々と面白い事件を紡ぎ出す著者のアイデアには感服する。 それと、随所に感じられるレトロ感覚というか同世代感覚が心地よい。例えば、「ひまわり娘」とか。 ただ、塩谷さんのキャラクターは好きなんだけど、物言いが余りにセクハラ的でいやだったな。 |
東京バンドワゴン
2006 / 09 / 02 ( Sat )
「東京バンドワゴン」って何のことかと思ったら、古書店の名前なの。明治から続く老舗で、最近ではカフェもやっているそうで、架空のお店なのに、行きたくてたまらなくなってしまう。 ここでは、4世代の大家族が住んでいて、転がりこんでくる事件を解決する人情味あふれる物語。 古書店ミステリを想像していたけど、そうじゃなくて、大家族ホームドラマミステリ風という感じかな。「寺内貫太郎一家」とか「ムー一族」とかを懐かしく思い出したわ〜。 語り手が、死んだおばあちゃんってのも、粋だね。おばあちゃん好きの私にはこの上ない設定。 登場人物が多いので、把握するまでに時間はかかるけど、巻頭の登場人物表が役に立つ。 春夏秋冬の4つの短編で構成されているが、私は、秋の「犬とネズミとブローチと」がお気に入り。これが、一番古本屋っぽいネタのような気がするから。 著者の作品は初めてだけど、プロフィールを見たら、メフィスト賞出身だったのね。全然知らなかった。 |
彩雲国物語
2006 / 09 / 01 ( Fri )
面白いと聞いていたが、なかなか手が出なくて、友人がプレゼントしてくれたので、読んでみた。 NHKでアニメ化もされているし、美形がゾロソロでてくるらしく、それも楽しみで。 素直に面白かった〜。もっと軽いと思ったら、意外と真面目というか、深い部分もあって、関心してしまった。 遠い昔にコバルト文庫の氷室冴子にハマっていたころを思い出した。 ベタな展開やご都合主義、ヒロインもてもて、美形ばっかり、いい人ばっかりなんだけど、それでも、楽しくて元気が出てくる話だった。由羅カイリのイラストも素敵。次が読みたくてたまらない。 アマゾンのレビューでは、文章が下手とか編集者までけなされていたけど(^^;)、私は全然気にならなかった。ハマりそうな予感。 |
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