帝都衛星軌道
2007 / 02 / 10 ( Sat )
4062134144帝都衛星軌道
島田 荘司
講談社 2006-05-26

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帯に「正直言って、自信作です。島田荘司」と書いてあります。
えーっと、どのあたりが…(^^;)?
いや、私は、島田ファンです。なので、そこそこ楽しめましたけど、ファンじゃない人にとってはどうなんでしょう?
目次を見ると、「帝都衛星軌道(前)」「ジャングルの虫たち」「帝都衛星軌道(後)」とあります。著者の意図としては、順番に読んでほしかったのかもしれませんが、事前に情報を得ていた私は、「ジャングルの虫たち」を最後に読みました。
「帝都衛星軌道」は、誘拐に隠された驚くべき真実!というパターンの話で、古きよき島田荘司を感じさせました。ただ、2時間ドラマ風のお涙ちょうだいっぽいところは否めません。
また、「ジャングルの虫たち」は、実録詐欺手口みたいな感じを受けました。以前、寸借詐欺に遭ったことのある私には痛い話でした。
でも、実録モノ的な中に、社会正義と哀愁を感じ、最後には表紙の写真の景色が、心に広がっていきました。
20 : 34 : 53 | 国内ミステリ | トラックバック(2) | コメント(0) | page top↑
レインツリーの国
2007 / 02 / 03 ( Sat )
4103018712レインツリーの国
有川 浩
新潮社 2006-09-28

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『図書館内乱』の中に登場する本が、実際の本となって出版されたのが、これ。別々の出版社から出ている。
『図書館内乱』の中の関連するエピソードが大好きだったので、こちらも絶対に読まねばと思った。
こういう期待がいけないのかもねー。
いい話だったし、正統派の恋愛ものだったし、聴覚障害という難しい問題に切り込んでいて、私のような素人の目を開かせるには十分な筆力で、圧倒してくれた。
導入部分も素敵だ。気になる本を検索していたら、同じような感想をもった人の感想にたどりつき、思い切ってメールをしてみる。そこからやりとりが始まって…というネットをやっている人間には、理解できるプロセス。
ただ、好みの問題になってしまうのだが、主人公の男性のメールの調子が苦手なのだ。
それと、彼女の側の事情を知るきっかけとなったある出来事における男性の態度が、私としては、ダメだった。勘違いでも何でも、ああいう態度は、解せない。そこから冷めてしまった。
22 : 25 : 55 | 国内その他 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
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