一瞬の風になれ
2007 / 09 / 29 ( Sat )
4062135620一瞬の風になれ 第一部 --イチニツイテ--
佐藤 多佳子
講談社 2006-08-26

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4062136058一瞬の風になれ 第二部
佐藤 多佳子
講談社 2006-09-22

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4062136813一瞬の風になれ 第三部 -ドン-
佐藤 多佳子
講談社 2006-10-25

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第136回直木賞候補作、第4回本屋大賞受賞、第28回吉川英治文学新人賞作品。
実は、3月ごろに読了していたが、人に貸していたので、感想を書きそびれていた。
この3部作は、毎月1冊発行というのが売りでもあったし、物語も区切りがいいのだけど、体裁は上下巻のほうがよかったんじゃないかと思う。
そしたら、直木賞受賞も…いや、そういう問題じゃないか、あの賞は(^^;)。
さて、本題。
一言で言えば、泣きたいくらいさわやか。実際、2巻、3巻では、泣き所じゃないのに、目がウルウルきて、まいった。
私はスポーツが全くダメだ。運動音痴。だけど、スポーツ観戦や、スポーツ雑誌、漫画、小説は、大好きなのだ。
これまで、読んできたスポーツ関連の作品の中でも、ベスト3に入る名作だと思う。
佐藤多佳子は、「しゃべれどもしゃべれども」しか読んだことがなかった。周囲の絶賛をよそに、私は、それほど感動できなかったのだ。だから、この本も、そんなに乗れないと思っていたが、大間違い。
全く知らない陸上の世界が、面白くて、自分が高校生の陸上部員になったかのように興奮して読んだ。かなり取材もしたのだろう。陸上の説明も本格的だが、わかりやすく、決して退屈ではない。
あの臨場感あるレースの描き方は、下手な陸上中継よりもすばらしい。
また、部員たちの友情や恋、家族愛も丁寧に描かれていて、登場人物一人ひとりが生き生きとしている。
主人公新二と兄とのエピソードも、重要なポイントとなっている。
最初は、天才スプリンター連に注目していたが、最後は、脇役である三輪先生、守屋先輩、根岸などの存在が強く心に残った。
23 : 21 : 25 | 国内その他 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
mystery classics ブラウン神父編 2
2007 / 09 / 23 ( Sun )
4063710386mystery classics ブラウン神父編 2 (2) (月刊マガジンコミックス)
森元 さとる
講談社 2007-03-16

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名作ミステリーコミックの第三弾。ブラウン神父もの2編とジャック・フットレルの思考機械シリーズの1編、
そして、W・F・ハーヴェイの「みずうみ」を収録。
私が一番気に入ったのは、「みずうみ」。ゾクゾクしながら読みました。
この名作の漫画化は、まだ続くのでしょうか。
作者は違いますが、フランシス・アイルズの同名小説を漫画化したこちらも、おすすめです。
4063601072レディに捧げる殺人物語
名香 智子
コミックス 2001-10

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23 : 50 : 15 | コミック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
mystery classics ブラウン神父編 1
2007 / 09 / 19 ( Wed )
4063709868mystery classics ブラウン神父編 1 (1) (月刊マガジンコミックス)
森元 さとる
講談社 2005-04-15

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名作ミステリーのコミック化第二弾。今度は、ブラウン神父です。
その名推理を描いた「翼ある剣」「秘密の庭」の二編、J・D・ベリスフォード原作の「偽痣」、H・ド・ヴィア・スタクプール作の「真珠のロープ」を収録。
ミステリーファンには有名なブラウン神父ですが、未読本ゲームをすると、意外と読んでない人が多かったりするんです。
恥ずかしながら、私も、「ブラウン神父の童心」しか読んでいません。
ただ、このコミックを読んだことにより、ほかの作品も読んでみようかなと思ったのも事実です。
23 : 25 : 42 | コミック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
mystery classics アルセーヌ・ルパン編 1
2007 / 09 / 16 ( Sun )
406370985Xmystery classics アルセーヌ・ルパン編 1 (1) (月刊マガジンコミックス)
森元 さとる
講談社 2005-04-15

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ジュブナイル以外で、ルパンって、まともに読んだことあったかな?あるはずだけど、中身をすっかり忘れている。
ルパンを読んだことがあってもなくても、楽しめる。
古典ミステリの漫画化って、意外と難しいと思うが、作品の雰囲気を損なわず、うまく描いている。ルパンの顔は、私の好みではないのだが。
ルパンもの3編と、ヘスキス・プリチャードの『七人のきこり』を収録。作品解説は、日下三蔵氏。
小さいころ、あかね書房の「少年少女 世界推理文学全集」が大好きだったんだけど、あのイラストつきで、大きな文字の本を思い出した。子どもにもおすすめ。
このシリーズがずっと続いて、ミステリ好きの子どもが増えたらいいな。
23 : 51 : 30 | コミック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
今日の早川さん
2007 / 09 / 15 ( Sat )
4152088559今日の早川さん
coco
早川書房 2007-09-07

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大人気のブログコミックの書籍化ということで、出版が決まった時点でかなり話題になった。しかも、発行元が早川だからね〜。
オールカラーで、とてもきれいな仕上がり。ネットでも読めるけど、手元に置いて、なめるように読みたい一冊。
4コマ漫画で、本好きの女の子の日常を描いている。いや、本好きを超えてますね。本オタクです。
SF者の早川さん、ホラーマニアの帆掛さん、純文学読みの岩波さん、ライトノベルファンの富士見さん、レア本好きの国生さんですよ。願わくば、ミステリ者がほしかった。創元さんになるのかな?
ネタバレにうるさく、トリックがどうのとか、新本格がどうのとか、古典を読めとかいうミステリ者が欲しかった。
本好きには、痛みを感じるほどのネタ満載で、自分の日常を反省しました。
あまり書くと読む楽しみがなくなるので、一つだけ。
私もすぐに「原作のほうが面白い」って言っちゃうのよね(^^;)。クセだわね。
それと、ごく普通の読書好きの人には、マニアックすぎてわからないネタもあるかも。
じゃあ、お前はわかるのか?と言われると、SFは門外漢なので、わからないものがありました。
登場人物では、帆掛さんが一番好きです。
23 : 48 : 22 | コミック | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
どれくらいの愛情
2007 / 09 / 01 ( Sat )
4163254609どれくらいの愛情
白石 一文
文藝春秋 2006-11

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第136回直木賞候補作。3編の中篇と表題作の長編を収録。
当時、私の周り(ネット限定)では、この作品が最有力候補であった。しかしながら、蓋をあけてみると、受賞作なし。しかも、この作品に対する選評は厳しいものであった。
4編とも恋愛小説。さまざまな形の愛を描いているが、一番印象に残るのは、表題作の「どれくらいの愛情」である。
謎めいた展開も面白いし、主人公とヒロインの思いが、痛いほど伝わってくる。
ただ、主人公を小さいころに助けたというお医者さんの長台詞が、説教臭くて素直に受け取れなかった。著者の主張を言わせていると思うのだが…。
あとがきを読んで知ったが、著者は故白石一郎氏のご子息なのね。
23 : 55 : 14 | 国内その他 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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