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長女たち



親が老いたとき。頼りされるのはもはや嫁でも長男でもない。無責任な次女、他人事の兄弟…追いつめられた長女の行く末は?痴呆が始まった母のせいで恋人と別れ、仕事も辞めた直美。父を孤独死させた悔恨から抜け出せない頼子。糖尿病の母に腎臓を差し出すべきか悩む慧子…当てにするための長女と、慈しむための他の兄妹。それでも長女は、親の呪縛から逃れられない。親の変容と介護に振り回される女たちの苦悩と、失われない希望を描く連作小説。



母との関係に悩み、母娘本を読んでいた時に、紹介されていたので読んでみた。

いやーもう、これ、たくさんの人に読んでほしいわー。
まさに、これこれ!
これなのよ!と大声で叫びたい。

NHKでドラマ化してほしい。

特に私が読みながら、心が痛くてたまらなかったのは、冒頭の「家守娘」。
小説なので、劇的に描かれている部分はあるが、それ以外は、超リアルで、涙が出てきた。
知らない人は勝手なことを言うんだよね。
この長女を救い出してあげたい気持ちで一杯になった。
夜中に大声で叫びそうになった。
どうして、どいつもこいつも、わからずやなんだ!と。
これは、長女のみならず、介護に苦しむ人だけでなく、なーんにもわかってないすべての人たちに読んでほしい。

「ミッション」は、ちょっと毛色の変わった作品だが、篠田さんらしいテイスト。
海外の辺境の村で長生きすることの意味を考えさせられる。

「ファーストレディ」は、母親の糖尿病の描写もすごかったけど、長女と長男の扱いの差もひどいなあと。
そういう家、多いみたいね。
そして、逃げることを決めた長女の未来に幸多かれと願うばかりだ。

テーマ:オススメの本 - ジャンル:本・雑誌

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じゅび

Author:じゅび
ミステリが好き。
最近は読書ペースが落ちています。

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