これは、面白いと噂を聞きつけて、読んでみた。ありそうな、なさそうな大学生活in仙台。帯には、「パワーみなぎる、誰も知らない青春小説!」とあるが、どちらかと言うと、淡々と読み終えてしまった。超能力とか事件は出てくるけれど。
5人の男女大学生の織りなすキャンパスライフが、どこかマンガの世界のような・・・。強烈な印象を残す西嶋のしゃべり方が、どこかで聞いた記憶がある。気になって、一晩考えたら、「のだめ」(『のだめカンタービレ』のヒロイン)を思い出した。どこが似ているんだ?と言われそうだが、「~ですよ。くださいよ。」という語尾がのだめ調かと。すみません、こんなこと思うの、私だけだわ。
あっさりと読み終わった割りに、余韻を残す小説だった。
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最終更新日 : 2020-05-25