八日目の蝉
2008 / 06 / 22 ( Sun )
本屋大賞にノミネートされていたので、読んでみる。 各所のレビューを読んで、もっと面白い話だと思っていたので、少々、肩透かし。 帯にあるようなサスペンスじゃないし。 確かに、一気に読める。だが、読後、気持ち悪くなってしまった。 合わなかったのかもしれない。 感動したとか心を揺さぶられたとか書いている人がほとんどなのに…。 第一章は、主人公が、過去に堕胎させられた不倫相手の家から赤ちゃんを誘拐して逃げまくる話。 第二章は、誘拐された子どもが成長してからの話。 リアルさも、私には感じられなくて、どこか、絵空事みたいなのだ。 赤ちゃんを連れて逃げ込む場所にしても、つかまらないような設定にするためにとってつけたような気がするし、第二章に書かれた事件の全容にいたっては、週刊誌の女の事件簿にしか思えなくて。 子どもの両親の描写も、誘拐犯を正当化するために、ひどく描いたような気がしてくる。 ただ、誘拐した子どもに主人公が注ぐ愛情は、本物に思えた。 |
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