からくりからくさ
2004 / 12 / 05 ( Sun )
祖母の残した古い家で、布を染め織りながら、共同生活する4人の娘。その中の蓉子に似ているのでは?と言われて手にとってみた。 4人の若い娘たちのありきたりなほのぼの青春話か?と思ったら大間違い。人生、やり直したくなるぐらい衝撃的だった。 梨木香歩という人は、すごい人だ。人のツボをさりげなく押してくる。不意をつく。あざとさを感じさせず、涙を流させる。 人は、自分ではどうすることもできない大きな流れの中で、毎日、織物をつむいでいるのかもしれない。食べ物ネタで恐縮だが、ジェリーとピーナツバターのサンドイッチが気になって仕方ない。マーガレットがその思い出を語るシーンが、好きだ。 |
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